AKK かがわ

AKK関係者各位 殿

令和3年5月15日

新緑の候

コロナ渦のなか、皆様におかれましては恐怖と不安のもとに日々を送られていることと思われます。

「AKKかがわ」は初代、小笠原一能医師のもと「アルコール問題を考える」との趣旨で立ち上がった小さな市民団体ではあります。途中、平成11年1月に「アデイクション問題を考える会かがわ」と変更し今日に至っております。

平成9年は会員数37名、香川県精神保健福祉センター主導型で運営をしており、11年よりは県より離れて「AKKかがわ」という単独運営としての産声をあげました。会員数は17名と激変しましたが、年会費(2,000円)により支えられながら細々と動いておりましたが、リーダー的存在の小笠原医師の職場転院(大阪府)に至ることで、18年より私が引き継ぎ今日に至っております。

この時すでに会員数は10人となり、会員同士のマンパワーで運営をしておりました。医師とは違った角度で、<予防・啓発>を掲げて動き始めました。セミナーの開催、上映会、相談例会、アデイクションフォーラムを中心に展開してきました。フォーラム開催時は高松市男女共同参画センターの支援を得ながらの開催でした。

こうして時代の流れとともに、アデイクション全般について、政府が行政に業務を推し進める施策をとった結果、我々の職務も徐々に存在が薄れてきたことは確かです。(これまでは手を貸さなかった時代と比べると、喜ばしいことではあります)

運営においては、ここ数年はルーテイン化してきたと同時に、一般の方々の耳には届かなかったことが確認されました。(ただ、ゲーム依存についての興味関心はおありですが)

さらに追い打ちをかける如くコロナ渦にて、対面での活動が難しくなり低迷下してきました。会員も高齢化となり、活動に支障が出ると申し出られ退かれる方もおり、引き留める力を持つこと(無力です)なく、今日に至っております。

このような経過のなか、「AKKかがわ」の活動に長きに渡りご参加、ご支援下さりました会員様に感謝申し上げます。

今後は残された会員で、できることだけをしていこうと考えております。以上、趣旨をお含み下さり今後ともよろしくご支援のほどお願いいたします。

最後になりましたが、会員皆様としての活動に対してお礼申し上げる次第です。ありがとうございました。また、お目にかかれますことを・・・・。

AKKかがわ*代表*後藤見知子